恵み。

rick2062008-02-11

連載「太陽を探して」〜第13回
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「恵み」
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久々の記事更新。年も明けてしまいました。
去年の5月に旅したイタリアを紹介しています。
今回が、連載第13回。
前回記事は、
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs/51164629.html
こちらです。
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いきなりですが、健康って、大事です。
みなさん、お元気ですか?
実は私、先週、火曜日くらいから、
ひどい目に遭いました。
帰宅すると、39度を超える高熱。
翌日、大事な仕事があったのに、休まざるを得なくなった上、
持病の偏頭痛まで。
あ、以前も書きましたが、私の偏頭痛は、
「ちょっとズキズキ・・・」みたいな生易しいものではなく、
激痛で、起き上がることもできない、一種の「発作」です。
風邪と偏頭痛で、金曜日までの3日間を、棒にふり、
土曜日になって、ようやく起き上がったのですが、
それでも熱は38度。
ようやく完治したのが日曜日です。
基本的に、私は信じていませんが、
「お互い厄年だね」とか書かれていた、友人からの年賀状、
思い出してしまいました。
でも、負けませんよ!もう元気ですし!
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さて、本題に。
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朝早く、ローマを出て、ナポリに向かいます。
アウトストラーダ・デル・ソーレ。
日が高くなるにつれ、空の青さは力を増して、
太陽の道、本領発揮です。
日の光の下では、山も、街も、植物たちも、
美しく輝きだします。
これは、恵み、だなぁと、
高速道路に流れる風景を見て、思いました。
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今回、ナポリに向かったのは、
あの洞窟を見るため、でした。
そう。青の洞窟。
あまりにも有名な洞窟。一度は見ておきたくて。
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写真。
上側が、ナポリから高速船で45分ほどのところにある、
有名なリゾート、カプリ島の光景。
この島に、青の洞窟があります。
なだらかな斜面に、純白の家が点在し、
その向こう側の、美しい海。
ヨットが点在していて、なんとも絵になる光景です。
下側が、洞窟内の写真。
実際に目にする色彩も、
これに近いものですが、
あの、透明な、神秘的な青は、
やっぱり、実際に目にしなければ、
感じられないもの、だと思います。
みなさんも、ぜひ。
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青の洞窟のコバルトブルーも、
カプリ島の濃紺の海も、
ナポリの町々のコントラストの利いた光景も、
南イタリアの色彩の全ては、
まぎれもなく、太陽の恵み。
人はみんな、太陽を探しているんじゃないか?
と、ふと思いました。
生きるためのエネルギーの光源である天体の姿を、
植物たちが追いかけるように、
私たちもまた、探している。
幸せになるため、生きるため、
もしくは、無意識のうちに。
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日々の暮らしの中で、
私たちは、どれくらい、意識できているでしょう?
私たちにとっての「たいせつ」を。
風邪を引いて、健康の大切さを痛感したのに、
忙しい毎日の中で、また、
だんだんそれを意識しなくなる自分の近未来を、
ちょっと反省してみたくなりました。
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さて、長い間、連載してまいりました、
このイタリア旅行記も、
次回で最終回の予定です。
よろしかったら、引き続き、
お読みいただけると、うれしく思います。
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(終)
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大きな写真を添付している、私のヤフーでの日記はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs