砧の桜〜2008

rick2062008-04-06

東京では、明日は雨が降るそうで、
桜も、いよいよ終わりでしょうね。
でも、今年も美しい姿を見せてくれました。
この季節、この国を、
うすももいろに染める桜の花。
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そんなわけで、今回は、
毎年、このブログに載せている、
砧の桜、今年の姿を。
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近所にある、世田谷区の砧公園は、
桜の木が多いだけではなく、
樹齢があって、とても大きな木が大半を占め、
さらに、枝打ちされていないため、
地面すれすれまで、花がつきます。
その姿の美しさは、
私が知る限りでは、一番です。
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この写真は、先週の土曜日に撮影したものです。
いちばんいいタイミングで、花見ができたなぁと、
今、思ってます。
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この写真でも、桜の木の多さ、
大きさが、お分かりいただけると思います。
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毎年、こうやって、
桜の花を楽しめることの幸福。
同じ季節に、同じ場所で、
こうやって、花が咲くことは、
実は、決して、あたりまえのことじゃないと、
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天変地異や戦争や、
いろんなことが原因となって、
あっという間に失われる可能性があることを、
最近、よく考えます。
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来年も、砧の桜に、出会えますように。
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(終)
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なな土下座。

rick2062008-04-05

先週は、ブログの更新サボってしまい、
すみませんでした。
英会話教室の宿題も、ここんとこサボってて、
どうも、たるんでる今日この頃。
特に何をするでもなく、ボンヤリすることも多くて。
これじゃ、ダメだなぁと、
思ってはみるものの、やっぱりどうも。
春って、そんな季節なのかも?と、
ちょっと気候のせいにしてみたり。
いけませんね。
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ふと、ソファを見ると、
ウチのネコ、ななも、眠っている様子。
春の昼寝って、気持ちいいですもんね。
ただ・・・
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なな、その格好は??
なんだか土下座でもしているような。
それ、体勢キツくない??
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(終)
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星になる花。

rick2062008-03-23

春、ですね。
急に暖かくなって、急にサクラも咲いて、
今年はどうも、私的には、
いきなり春が来たって感じです。
みなさん、どんなふうに感じてますか?
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そう。東京では、開花宣言が出ました。
春本番ですね。
待ちに待っていた春だし、
サクラも咲き始めたんですけど、
この週末は、ヘトヘトでして。
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今日、TOEICテストがあって、
受験してきたんです。
なんだか難易度が高く感じたし、
根気が続かなかった感じで。
それに、今回は、
指定された会場が遠くて。
私、二子玉川に住んでるんですが、
試験を受けるために、調布市の仙川という、
普段、あまり行くことのない駅まで行き、
そこからさらに、15分ほど歩かされて。
試験の難しさと、往復の所要時間の長さで、
なんか、疲れました。(笑)
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さて、そんなわけ(?)で、
今回の写真です。
開花宣言があったので、サクラ、とも思ったのですが、
サクラの見ごろは、まだ先で、
満開になったときに、改めて、
このブログで紹介させていただくことにして、
代わり(?)に今回、さくら草の写真にしました。
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私、子供の頃から、さくら草が好きなんです。
かわいらしい蕾が花開いて、
かわいらしい花が咲いて。
さらに、さくら草は、
散ったら、星になるんです。
その星については、以前、
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs/2439144.html
ここで紹介したので、
ぜひ見てみてくださいね。
散って、星になるなんて、
ちょっと、ロマンティックだと思いませんか?
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このさくら草、飲んだ帰りに、
お花屋さんで衝動買いしたもので、
値段は150円。
黒い苗用の鉢から、ちょっとマシな鉢に変えただけですが、
もう3週間も、こんな風にたくさん咲いてくれていて。
元気をもらってます。
ピンク系の色が多いのですが、
この、白いのもまた、いいでしょ?
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(終)
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ガラスの向こう側。

rick2062008-03-16

連載「太陽を探して」〜最終回
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「ガラスの向こう側」
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去年の5月に旅したイタリアを紹介して来たこの連載。
今回で、いよいよ最終回。
前回記事は、
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs/53515856.html
こちらです。
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イタリアには、貴重な、大事な、意味のある、
多くのものがあって、
それらが、ちゃんと呼吸できる国、だと思います。
イタリアには、まだまだ他にも、
行ってみたいところが山ほどあって、
きっとまた、訪れることになりそうです。
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今、連載の最後にあたり、
この旅のことを思い返しているのですが、
どの街の、どの光景も、
鮮やかに、私の中に焼きついているのを感じます。
素晴らしい景色に出会い、
素晴らしい料理に出会い、
素晴らしい人々に出会い・・・
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その旅を総括する、最後の写真。
何にしようか?と、とても悩みました。
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私は、彫刻についての専門的知識もない、
全くの素人ですが、
一番好きな彫刻と問われれば、迷いなく、
即座に、ミケランジェロピエタと答えます。
私はキリスト教徒ではありませんが、
でも、この彫刻は、
そういったこととは関係なく、
いろんなものを内包した、見事なものだと思うのです。
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どの角度から見ても、あふれ出る、マリア様の悲しみ。
物言わぬキリスト。人の世の哀れ。人の怖さ。
こんなに悲しいのに、こんなに美しい。
ミケランジェロは認めないかもしれませんが、
彼の最高傑作ではないでしょうか?
マリア様が若すぎる、とか、
キリストの体の傷が少ないとか、
いろいろ批判もあるようですが。
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この彫刻は、サンピエトロ寺院の中にあります。
前回ローマを訪れた際も、今回も、
長い間、見入っていました。
ぜひ、多くの方に、
見てもらいたいですね。
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ただ、残念なことに、
現在、この彫刻は、ガラスの向こう側、です。
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私が何かで読んで知るところだけでも、
2人も、この彫刻を壊した人間がいたため、
なんですよね。
一部が壊されて、修復されている像なんです。
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理由はともかく、
かけがえのないものを破壊することは、
許されないのですが、
強化ガラスで守ろうとするのも人間なら、
破壊を企てるのも、また人間。
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ガラスのない世界。
私はそれを、夢見ています。
人それぞれが、それぞれの価値観を抱いたまま、
だれもが、みんな、幸せである世界を。
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全14回の連載に、おつきあいいただき、
ありがとうございました。
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(終)
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沈丁花と映画と、シッポの週末。

rick2062008-03-09

天気のいい週末。
春モード全開の、力強い陽光の中、
沈丁花の香りも漂って、
これはもう、出かけなきゃ、って感じですよね?
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で、出かけたわけです。
春っぽい服を選んで、いざ出発!
行き先は、渋谷。
こんなにいい天気なんだから、
青空の下、どんな休日だったの?って、
思いますか?
実は・・・映画、見てました。(笑)
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潜水服は蝶の夢を見る」って言う映画、
ずっと見たかったんですが、
やっと時間ができて。
この映画は、フランス映画っぽさ満載。
画面構成、場面の切り替え、ディテールなどに凝ってて、
反面、余計な説明っぽいものを排していて、
淡々と、主人公の世界を伝えていました。
見る人によって、感じ方が変わる映画だと思いますね。
それで、いいんだと思うんです。
人間性、人間らしさ、って、何かを、
考えさせられます。
見終わって、いろんなこと、考えさせられる映画が、
私は、好きです。
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部屋に戻ると、
ウチのネコ、ななのお出迎え。
なな、かまって欲しいとき、
私の側にちょこんと座って、「ニァァァ!」って鳴くか、
私の足に両足をかけて立ち上がり、私の顔を覗き込みます。
最近、その頻度が多くなりました。
こんなときのななが、一番カワイイです。(笑)
でもなぜか、私にだけ、するので、
妻は不機嫌です。(笑)
今回の写真は、そんな、ななの、
かまってニャァ!の図、です。
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なな、今、
キャットタワーの上で、
夕焼け空に見入ってます。
春、ななも感じてるんでしょうか?
土曜日に、多分初めて、ななのシッポを踏んじゃったんですが、
信頼関係は損なわれなかったようで、ひと安心。
でも、ななにとって、
多分一番の危険要素は、私に踏まれること、だと思うんですよね。
気をつけなきゃ、と、
ななの後姿を見つめながら、
今、改めて思ってます。
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(終)
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かまぼこ。

rick2062008-03-02

この週末は、いい天気。
春の香りのする陽光に誘惑されて、
日帰り旅行、してきました。
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行き先は、小田原。
東京に住む私にとっては、
近すぎて、観光候補になりずらかったのですが、
思い立って、フラッと出かけるには、いいかな?と。
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小田原城は、歴史上有名な、堅固な城です。
一度、見てみたかったので、
いい小旅行になりました。
天守閣からは相模灘を見渡すとのできる、
箱根の山々が迫る土地。
その天守から、秀吉の一夜城のあった位置を見て、
当時の秀吉の心境や、
城側の人々の思いなどを考えてみたり。
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帰りに、何かおみやげを買おうと思い、
定番の、かまぼこのお店に。
私、正直、
あんまし、かまぼこって、
おいしいって思ったことがないんですね。
ところが。
いいものは、いいんですねぇ。
歯ごたえと言い、味と言い、
かまぼこって、こんなにおいしいものも、
あったのかぁと、
ちょっと感動、でした。
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今回の写真、
小田原城の、梅の花
いい時期に、お城観光、できました。
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(終)
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群衆の中の、孤独。

rick2062008-03-01

連載「やわらかな青」〜第11回
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「群衆の中の、孤独」
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8月に旅したフランスを紹介する連載。
今回は、第11回。
前回記事は、
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs/51164402.html
こちらです。
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大阪出張のときに、夕食をとるため、
同僚と待ち合わせをしていて、
約束の時間まで、まだ1時間。
近くにあった、カフェに入りました。
その店は、千日前商店街にあって、
私は、2階の窓際のカウンターに座って、
窓の外、見下ろす先に、
ひたすら続く、人の流れを見ています。
次に、チラッと振り返って、
店内の人々の様子を見ます。
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こんなとき、感じませんか?
群衆の中の、孤独。
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関東で生まれ育った私にとって、
ここにいる、こんなにも大勢の人は、
多分みんな、私を知らないんです。
なんだか不思議なような、当然なような。
その、私と無関係なようで、
でも間違いなく身近な喧騒が、
なんだか落ち着く、という感覚。
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今回紹介するのは、
ルーアンの、有名な時計です。
以前紹介した、
ノートルダム大聖堂と、ジャンヌダルク教会の、
ちょうど中間にあって、
大勢の人が、この時計のアーチを潜って、
行き交っています。
この、人ごみの中で、なぜかふと、
あの日の、大阪の夜の感覚が、
よみがえったのです。
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時計には、分針はありません。
24個の目盛があって、つまり、
一つの針の、24時間計、です。
通りに佇み、見事な細工の美しい時計を見上げながら、
こんな暮らしのほうがいいかも?と、
思いました。
「え?今?時間?」
と聞かれ、時計を見上げ、
「だいたい、9時半くらいかな?」
って言う、この加減。
分針に追い立てられる暮らしは、できればしたくない。
と、ふと、思いました。
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千日前商店街は、相変わらず大勢の人の流れ。
約束の時間を8分ほど経過した頃、
窓の外に、カフェを見上げる男の姿。
私に向かって手を振る同僚でした。
だいたい、7時、ってことです。(笑)
これで、いいんですよね。
いいのかなぁ?(笑)
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この連載も、気づけばもう11回です。
ずいぶんルーアンの街で、回数を使ってますね。
私、この街が、相当気に入ったんだな、と、
今、連載記事を読み返して、
ハッとしているところです。(笑)
自分のことは、自分が一番よく分かっているはずですが、
でも、実は一番分かってないってことも、多いですよね。
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今回で、ルーアンの街を出て、
次回の連載では、小さな港町まで、
足を伸ばしてみたいと思っています。
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(終)
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