サボテンの花

ギャップのあるもの。いろいろありますが、
サボテンの花なんて、
その代表のひとつではないでしょうか?
あんなトゲだらけで多肉質のサボテンに、
透明感のある、色とりどりな、美しく、派手な花が咲く。
その花は、単に美しいのではなく、
どこか神秘的で、この世のものではないようにも見えますし、
反面、計算されて出来上がった、無機質な、
究極の人工の芸術品のようにも見えます。
今日は、そんなサボテンの花の一つを、
添付写真にしてみました。
考えすぎだと言われるのでしょうが、
サボテンと、その花を見ていると、
物事には、二面性があるんだと、
突きつけられているような、そんな気もするんです。
身を守るための、鋭いトゲと、
シュールとも思える美しい花。
ただ、一見、対照的に思えるこれらも、
違った見方をすれば、何でもないことで、
単に、ひとつの植物なんですよね。
今朝の、蕾と霜柱も、
今の季節と言うことで考えれば、
別に、ギャップなんてない、ひとつのものですし。
いろんな角度で、物事を見ることの大切さを、
考えさせられます。