教えながら、教わること。

rick2062005-09-13

今日、後輩と仕事に出かけました。
私も、職場の中では中堅になってしまったようで、
新しく、今の仕事を担当することになった人に、
指導する担当者、になったんです。
人に教えるほどのスキル、ないんですけどね。(笑)
ま、私なりに、
精一杯、知ってることは伝えるようにしてるのですが。
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その、指導担当者、と呼ばれる人たちは、
会議を開いて、どうやって、教えたらいいのか、
などと、いろいろ話し合ったりします。
OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)が、
その中心だそうですが、
今さら、OJTって言われても、
どうなんでしょうね?
研修にかける時間やお金がないので、
そうやって、言い訳してるように、
ヒネクレモノの私には、聞こえてしまうのですが。(笑)
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教えると言うのは、それ自体に、
スキルも必要なのですが、
その前に、私は、教える側の姿勢、が大事だと、
いつも思います。
それは、「教えてあげる」という姿勢の、
間違い、です。
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私は、自分自身が、
たいして仕事ができるわけではないせいもありますが、
教えてあげる、などとは思いません。
OJTならなおさらですが、一緒に仕事をする上で、
私が知っていることを伝えて、相手からも、
何かを得ようと思います。
知識的には、自分のほうがありますので、
それを伝えはします。
でも、それを、どう思うか、相手に聞きますね。
相手には、わからないなりに、思うところがあります。
それを聞いて、的外れなら、アドバイスしますが、
意外と、慣れた仕事をしている「指導担当者」には、
思いつかないようなことを、
新しく来た人は、思ったりするものです。
それが、大事だと思うんです。
私は、何度となく、
新しく来た人に、逆に仕事を教えてもらったなぁと、
思ったことが、ありますから。
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自分が絶対で、
相手にそれを、教えてやると言う、
そのスタンスは、絶対によくないなぁと、
思っています。
仕事ができる人ほど、陥りやすい穴、ですね。
教える側の、聞く耳の重要性、です。
教える側こそ、たくさん聞かないといけない、
と思うのですが。
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おそらくこれは、学校の先生や、
スポーツのインストラクターなどにも、
共通することではないでしょうか?
その道のエキスパートになっても、
聞く耳があるかどうかで、
教わる側も、教える側の成長にも、
違いが出てくる気が、しなくもないです。
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そして、さらには、
これは、ひょっとしたら、
人と人とのつながりの上でも、
大事なことかも知れないなぁと、
私は思っています。
知らず知らずに、相手の言うことを、
軽く受け流してしまっていないか、
さも自分のほうが知識があるからと、
相手の言葉を軽視していないか、
たまに立ち止まって、反省したりしてます。
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今日、私と一緒に行った後輩は、
どう思ったんでしょうね?
「とても勉強になりました!」
「いや、こちらこそ!」
「え?」
みたいな私は、
やっぱり、指導担当者には、
向いてないんでしょうね?(笑)
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あ、今日の一枚。
久々の、「この花、なぁに?」です!
ちょっと、難しいでしょうかね。
これまた、ポピュラーな花なんですけど。
ある花の、実、です。
明日は水曜日で、ブログの休みの日ですので、
答えは、木曜日に!
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(終)
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大きな写真を添付している、私のヤフーでの日記はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs