遥か彼方で、咲く。

rick2062007-09-22

連載「やわらかな青」(番外編)〜第2回
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「遥か彼方で、咲く」
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8月に旅したフランス旅行記を連載中ですが、
こちらは、番外編として、
フランスで撮影した花を紹介する連載です。
今回は、第2回。
前回記事は、
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs/50903888.html
こちらです。
旅行記の最新記事は、
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs/51164491.html
こちらです。
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おそらく、みなさんが思っている以上に、
日本の花は、海を超えて、
その土地土地に根を張って、
現地の人に愛されていたりします。
特にヨーロッパでは、
え?この花が、ここに?って、
思うくらい、日本の植物があったり。
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日本的な庭園を愛した、モネの庭、
以前、
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs/50631438.html
ここでも紹介しましたが、
この写真も、ジベルニーのモネの庭で撮りました。
見事な、アジサイでしょ?
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日本から、遠く離れた場所に咲く、アジサイ
この花が、ここで咲いている理由を、
ふと、考えました。
そりゃ、誰かが日本から運んだから、
なのですが、
この花が、フランスの人々に愛されたからこそ、
今でもこうやって、この地で咲いているわけです。
日本人にとって、アジサイという植物が背負う、
様々なイメージは、
フランスの人にとっては、どうなのでしょう?
きっと、大きく違うのではないか?と、
思ったり。
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同じものを見ても、人それぞれ、
受け取り方は違います。
私にとって、ある池の絵が、
希望に満ち溢れた、光り輝く明日への活力であっても、
ある人から見れば、
絶望の淵、奈落の入り口かも知れないのです。
だから、
人種や性別、年齢を超えて、
多くの人から愛されるものには、何か特別なもの、
人の感性の根源的なものを揺さぶる何か、
が、あるのかもしれない、と、
このアジサイを見て、思いました。
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じゃ、その、
人の感性の根源って、どんなものなんでしょうね?
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(終)
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大きな写真を添付している、私のヤフーでの日記はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs