無国籍

わかっているのに、
「ここは一体、どこなんだろう?」
と、思ったこと、以前にもありました。
今日添付した写真は、レマン湖の大噴水です。
そう。ジュネーブのシンボル。
ジュネーブは、スイスの都市です。
わかってはいても、
なんだか不思議な空気が流れている街なんです。
もともと交通の要衝で、常に戦火にさらされた歴史からか、
宗教革命の聖地だからなのか。
パリとTGVで結ばれているし、フランス語圏なので、
フランスっぽい部分もあります。
実際、フランスとスイスの国境の街ですし。
また一方で、駅の近くなどは、
シシカバブを売る店があったりして、
なんとも中東な感じ。
中東からの出稼ぎの人が多くいるそうなのです。
また、誰もが知っての通り、
国連の機関が数多く存在してます。
でも、やっぱり、国はスイス。
ジュネーブは、レマン湖畔にたたずむ、美しい街。
そして、これぞまさに、無国籍な街、と言った感じ。
機会があったら、一度行ってみてはいかがでしょう?
ただし、他のスイスの都市と違って、
この街だけは、治安もあまりよくなく、
タクシーも、
質の悪いドライバーが混じっているそうですから、
注意しましょう。