二子玉川園と、小さな小さな自分。

rick2062005-03-15

花。
今、二子玉川の駅前にある、
玉川高島屋では、恒例の、「百花祭」なんです。
いろんなイベントをする百貨店なんですが、
この時期、植え込みを飾る花を眺めながら、
朝晩の通勤をするのが、楽しみです。

ここがするイベントの中でも、
とくに、この「百花祭」と、
クリスマスの時期の、
「ホワイトエンジェルプロジェクト」は、いいんですよね。
仕事から帰って、駅に着いたときに、
本当に、ホッとします。

ところでみなさん。二子玉川を、何と呼びますか?
多くの方が「ニコタマ」と呼びますよね。
ただ最近は、「フタコ」と呼ぶ人、結構います。
駅で、携帯で話してる人が、「今ね、フタコなんだけど」
などと言っているのを、多く耳にします。
これ、私的には、かなり違和感があるんですよね。
二子玉川の駅は、世田谷区玉川にあります。
フタコというのは、川向こうの、
川崎市高津区二子という住所に由来します。
そんなわけで、私自身は何と呼ぶかと言いますと、
二子玉川、と、呼びます。
略すこと、あまりしない人なんです。
玉川高島屋も、よく「タマタカ」って言う人、
いるんですが。
日本人は、3、4文字に略すの、好きなようです。

二子玉川駅は、以前、二子玉川園、という駅名でした。
そういう名前の遊園地が、以前駅前にあったんです。
今は、犬と猫のテーマパーク、
「いぬたま、ねこたま」になってますが。
私、子供の頃、…と言っても、2歳頃のことですが、
よくこの、二子玉川園に連れて行ってもらっていたそうです。
後で知りました。なにしろ、2歳の頃のことですから。
物心ついてからは、ずっと千葉の九十九里で育っているので、
田舎、と呼べる土地は、この九十九里
大人になって、仕事を持ち、東京で暮らすことになりました。
さらに結婚し、マンション探しとなったわけです。
いろいろ物件を見て回ったとき、
この二子玉川の街を、ひと目見た途端、
ここで暮らしたいと、強く思いました。
ひとつには、川が大好きなので、
その川とともにある街だったから。
ただ、その他にも、理屈を超えたものを感じました。
なつかしさ、なんでしょうか。
人と、土地の、不思議な縁のようなものを感じます。
二子玉川のマンションにしたと、両親に伝えたとき、
はじめて両親から、その二子玉川園の話を聞きました。
その後、実家に帰ったとき、
幼少の頃の自分の写真を見ました。
そこには、二子玉川園で遊ぶ、小さな小さな自分が。
何かが、自分の中で、ほどけたような気がしました。

今日の写真は、その二子玉川駅前を。
玉川高島屋の、本館と、新南館です。
地元を写真で撮るのって、なんか不思議な感じです。
(終)

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