たくさんの、屋根と光

rick2062005-03-19

旅行から、帰ってきました。
多少の疲れはありますが、今回は、
ノンビリするのが目的でしたので、
比較的元気です。
ので、ちょっとだけ、日記を。
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目的地までの移動と言うと、
あまり好きじゃない、という人、多いと思います。
とくにそれが、長い夜間の飛行機での移動だったりすると、
結構苦痛ですし、中には体調を崩す方もいるでしょう。
私も、苦痛に感じるときもあります。
が、
基本的には、私は移動するときから、
その移動を楽しんでいる方でしょうか。
乗り物、結構好きですし。
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ただ、移動が好きな理由は、
その「乗り物好き」だからというのが、
主な理由ではありません。
「車窓の景色」が、好きなんですね。
これも、ちょっと子供っぽいでしょうか?(笑)
だから、どんなときでも、
極力、窓側の席を確保して、
じっと、窓の外を見ていることが、結構あります。
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今回の写真も、そんな移動中の景色です。
東海道新幹線の、三島を過ぎたあたりで撮影した、
富士山。
3月19日に撮影したものです。
この日は、よく晴れていたので、富士山が、
ずっときれいに見えていました。
高速移動中の乗り物から撮った割には、
結構きれいでしょ?
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その、多少子供っぽい、車窓の風景好きなところも、
さすがに若干、質的に変化した部分もあるんです。
それは、景色を見て、感じること、でしょうか。
最近、圧倒的に感じる、というか、
考えることは、流れ去る風景の中の、
昼であれば屋根の数、夜であれば光の数、です。
別に、数えて記録しているわけではないですよ。
念のため。
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屋根の下には、人の暮らしがある。
光の下にも、同様に。
おびただしい数の、人の暮らしが、あるんですね。
そこには、いろんな人が生活し、
楽しいこと、辛いこと、いろんなことが、
渦巻いているはずです。
それが、次から次へと、窓越しに現れ、
過ぎ去っていく。
すごいなぁ、と、思うわけです。
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大規模なマンションもあれば、
山間の、ぽつんとたたずむ小さな家もある。
どちらにも、人一人につき、
ひとつづつの人生があるんだなぁと、
考えてみると、
その、窓に映る人生の多さに、
改めて、ハッとするんです。
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私は、その先の想像力が足りないので、
だから、どう?
という、いわゆる「おち」が、
この話については、ないんです。
ただただ、圧倒されてしまう。
そして、なんとなく、厳かな気持ちになる。
それだけのことなんですが。
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そして、今回の旅行でも、
新幹線や、近鉄特急に揺られて、
眠っている時と、
何か心を奪われるものがある時以外は、
ふと、そんな思いに襲われました。
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そう。申し遅れましたが、
今回の旅行は、
「鳥羽・伊勢神宮名古屋城の旅」でした。
10回目の結婚記念日だったので、
ちょっと豪華な旅にしたんです。
旅行の中身や、感じたこと、
撮影した写真などは、
次回以降随時upするので、
よろしかったら、読んでみてくださいね。
(終)
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大きな写真を添付している、私のヤフーでの日記はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs