陽が暮れるまで、海を見ていた日

rick2062005-03-20

はじめて訪れた、鳥羽。
私たち夫婦の、10回目の結婚記念日、
平成17年3月19日に、
行ってきました。
リアス式海岸が美しいところ、
と言うくらいの知識しかなかったのですが、
ゆっくりできればいいな、と思って、
出かけたのでした。
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東京から、鳥羽への旅。
まずは東海道新幹線に乗り、名古屋まで。
名古屋駅の南口から、近鉄名古屋駅へ移動し、
そこからは、近鉄の特急に乗ります。
東京駅からなら、約3時間40分前後です。
意外とかかりますが。
でも、乗換えを一回するだけですし、
それほど苦痛ではないはずです。
時間をかけて行く価値は、十分ありますし。
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見所は、いろいろあります。
水族館、島巡りの遊覧船、志摩スペイン村
そして、お伊勢参り、などなど。
ただ、私がお勧めしたいのは、
あまり、あちこち移動せず、
海が見えるホテルを取って、
部屋から、ゆっくりと、その海を眺めることです。
それほどに、美しい海でした。
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今回は、鳥羽国際ホテルを利用しました。
海に面した小高い丘の上にある、
静かな小じんまりとしたホテルで、
のんびりするのには、最適だと思います。
隣接の旅館「潮路亭」の温泉も利用できますし。
特別な日であったため、この滞在では、
最上階の、セミスイートの部屋でしたが、
静かで、清潔で、
美しい海が、存分に楽しめる部屋でした。
皇室御用達であるのも、うなずけます。
おすすめしたいホテルです。
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部屋から見た、海の様子。
今回の写真が、それですが、
窓一面が、海ですので、写真には、
おさまり切らないスケール感でした。
それは、ずっと見ていても飽きないもので、
実際、温泉に浸かりに行く以外の時間は、
この部屋の、窓際にあるベッドに腰掛けて、
チェックインした午後3時前から、夕食までの間、
ずっと、日が暮れていく様子を、
眺めていたんです。
音楽もかけず、本も読まずに、
ただただ、海を見つめて過ごす。
海育ちの私でも、かつてなかった経験でした。
どれほどの、癒しが、
私たちに訪れたことか。
最高の休養でした。
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近くには、かつて日本人であれば、
一生のうちで一度は、必ず行くべきとされていた、
伊勢神宮もありますので、
お参りとセットで、訪れてみてはいかがでしょう?
また行ってみたいと思います。
(終)

大きな写真を添付している、私のヤフーでの日記はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs