父が連れてきた、シロとアミの話。

rick2062005-03-22

2回、ありました。
ですから、少し、
偶然ではないような気がしています。
それは、父と動物の話です。
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私が幼い頃、
実家で、白い犬を飼っていました。
名前は「シロ」です。
記憶はありませんが、私がつけた名だそうです。
小さい私と、いつも一緒だった犬ですが、
シロには、いろんなことを、
教えてもらった気がしています。
大切な存在でした。
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シロは、野良犬でした。
そのシロが、なぜ、ウチに来たのか。
ある日から毎夜、必ず同じ場所で待っていて、
父の自転車を、ウチのそばまで、
追って来た白い犬がいたのだそうです。
いつまで続くのかと、父も、
おもしろがっていたのですが、
それが、本当に毎日続くので、
とうとう根負けして。
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これが、1回目です。
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そして、2回目の主人公が、
今日の写真の、ブンチョウなのです。
名前は「アミ」です。
妹の娘、幼稚園に通う姪が命名しました。
今では、実家で、すっかり我が物顔。
自分のことを、鳥とは思っていない様子です。
なついてくれているのは、うれしいんですが、
なんともまぁ、わがまま娘です。
ま、性別は、未だによくわかりませんが。
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アミが、ウチに来たのは、
父が、庭で作業をしているとき。
ブンチョウが、どこからか飛んできて、
庭木にとまったんだそうです。
何気なく、父が手を差し出して、
「おいで」と言うと、
その手の中にとまり、
動こうとしなくなったそうです。
おそらくは、どこかで飼われていた鳥で、
逃げてきたのだと思いますが。
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やっと飛べるようになったばかりの雛鳥だったアミは、
その時点では、すっかり弱っていました。
両親は、あわてて近所のペットショップに行って、
処置を聞き、雛用のやわらかい餌を用意し、
介抱したそうです。
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その日以来、すっかりウチの子です。
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父のこの、動物との縁はなんだろうと、
不思議に思います。
実際に、一緒に暮らすことになったのは、
この2回だけですが、
どうも、他にもニアミスはあったらしいのです。
何か、動物をひきつけるものを、
持っているのでしょうか?
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ま、最も、
今ではアミは、父よりも、
すっかり母になついているんですけれど。
(終)
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大きな写真を添付している、私のヤフーでの日記はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs