シャチホコのない名古屋城

rick2062005-03-24

帰り、オフィスを出たときに、
かなりしっかりと、雨が降っていました。
おかげで、これまたしっかりと、
濡れてしまったわけです。
思ったより、雨の降り出し、早かったですね。
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予想していた通りに、物事が運ばないとき、
人は、驚いたり、戸惑ったりします。
そしてそれを、ストレスに感じたり、
またはラッキーだと受け取ったり、
そのリアクションは様々ですよね。
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さて、今回の写真。
金のシャチホコのない、名古屋城です。
先日の旅行で、撮ってきました。
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以前にも書いたんですが、旅行の前、
新世紀名古屋城博というのがやっているため、
金のシャチホコが、屋根から下ろされていると、
ニュースで知りました。
金シャチがない、名古屋城なんて!!
何も、人が旅行を計画しているときに、
下ろさなくってもいいのにと、
このときは「ストレス」を感じました。
いっそ今回は行くのはやめて、
次回にしようか、と、
一度は本気で考えました。
名古屋は、かなり頻繁に、行く機会があるし。
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ただ、今回は、行ってよかったと、
そう思ってるんです。
まず、金のシャチホコに、触ることができました。
それに、じっくり、目の前で、金シャチを眺め、
オスとメス(なんですよ、あれ)の違いを見較べたり、
できましたし。
そして、城についても、
金シャチのない名古屋城なんて、
滅多に見られるものではないんですよね。考えてみれば。
実際、今回の旅行で見た名古屋城は、
以前、写真で見た名古屋城とは、だいぶ趣を異にしていました。
金シャチのあるなしで、これほど変わるものとは。
今では、今回の金シャチが下りていたことを、
「ラッキー」だと、受け止めています。
焼きポン(書庫「おいしいもの」参照)も食べられましたし(笑)。
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物事って、そういう面、
ありますよね?
同じ事実が、そこにあっても、
ある人にとっては、ストレス、
ある人にとっては、幸運。
また、同じ人であっても、
そのときの精神状態などにより、
ストレスになったり、ラッキーだと思ったり。
つまりは、気の持ちようっていう部分が、
意外に多いことに、気づくんです。
ストレスは、常に自分の中で生まれる。と、
気づかされます。
どんなにハードな状況でも、
仮に、それを何とも感じない精神力、
もしくは鈍感さ、を持っていたとしたら、
その人は、ストレスを感じないのですから。
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あ、話がそれましたね。
今回は、公開2日目の、3連休の中日の午後でしたが、
金シャチを触るまでの待ち時間は、約30分でした。
結構、精緻な細工がしてあって、一見の価値ありです。
触れないのですが、近くで見る方法もあって、
こっちなら、ほぼ並ばずに見れますよ。
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触るほうについては、注意点が一つ。
オスとメス、どちらかにしか触れないんです。
通路が途中で別々になるものですから。
係の人が、声をかけてます。
「オスとメス、どちらかの列へ並んでください」
そして、私たち夫婦の番。
「オスとメス、どっちがいいですか?」
「メスがいい」
と、思わず言ってしまった私。
だって、そうでしょ??
妻が沈黙した時間が、多少ありまして、
ちょっと、怖かったです。
(終)
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大きな写真を添付している、私のヤフーでの日記はこちら↓
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