春の中の、秋の香り。

やっと週末。
今週は、忙しい日々でした。
ウチの子猫、ななのこともあって、
公私共に、違った種類の気を遣い、
ヘトヘトだったので、
翌日が休み、という、
この金曜の夜の開放感が、
たまらなく、心身に沁みてきます。
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そんな体に、この寒さは、
要注意ですね。
今夜は、かなりな冷え込みです。
もう５月なはずなのに。
帰り道、歩きながら、
道々に咲いている花は、間違いなく春の花なのに、
なんとなく、秋の香りのようなものが、
風の中に溶け込んでいるような気がしました。
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寒い夜なので、
今回の写真は、春の暖かさを感じさせるものを、
選んでみました。
松葉菊の、ピンク色のものです。
午後の明るい光を浴びている、花。
その、温もりが、伝わってくるでしょうか？
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植物たちは、どんなに不順な気候であっても、
季節を見失ったりしません。
それは、私たちからすれば、
すごいなぁと思うのですが、
植物たちからすれば、
そんなの、当然のことなのでしょう。
多少の時期の前後はあるにせよ、
冷夏であっても、猛暑であっても、
夏には夏の、花が咲くのです。
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ただ、
そんな植物たちですら、
季節を見失う場合があるようです。
花であれば、「狂い咲き」と言われるような、
暦通りではない、植物の営み。
以前なら、ニュースになるようなことなのに、
最近では、頻繁に、
狂い咲きした花を、普通に、みかけます。
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私たちの星は、大丈夫でしょうか？？
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好きな植物を見て、
癒されるなぁと、思っている、同じ頭の中で、
あえて、
この花が、ずっとずっと、
咲き続けることができる環境が、守れるのかなぁと、
考えることがあります。
この、美しい松葉菊を眺めて、
心が喜んでいる時にも、
ふと、この星のことが、
心配になりました。
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私たちの星は、大丈夫でしょうか。
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（終）
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