ドクダミの印象。

私の、千葉の実家の裏庭には、
主に２つの植物が生えていました。
フキと、ドクダミ。
どちらも、植えたわけでもないのに、
次から次へと出てきて。
-
フキについては、花が咲くと、
春だなぁと思ったりするので、
まぁ、いいイメージがあります。
ところが、
ドクダミに関しては、
たくさん生えて、草むしりをする際、
とても強く、例の香が漂うので、苦手でした。
葉の色が、紫がかっていることや、
名前が、なんだかおどろおどろしい気もして。
-
でも、大人になって、
ある日、ふと、
道端に咲いている、ドクダミの花を見て、
キレイだなぁ、って思ったんです。
子供の頃、ドクダミに花を、
そんなふうに思ったことは、ありませんでした。
草むしりの際のイメージがあって、
肯定的に受け止められなかったのですね。
-
大人になって、マンション住まいをして、
草むしりをしなくなると、
ドクダミの、香の記憶が遠のきます。
だからなのでしょうか？
ふと、その美しさに気がつきました。
何がキッカケになったのか、不思議です。
私の中に起こった変化も、
何だったんでしょうね。
-
さて、今回は。
駅へ向かう途中の、
フェンス際のスペースに咲いていた、
ドクダミの花です。
こんなふうに、金網があるようなところで、
咲いているほうが、イメージに合うかと思い、
あえて、ここで撮りました。
道行く人の視線が、痛かったですが。（笑）
ドクダミの花って、
あまり「キレイだなぁ」と思って、
見ている人、いないのかなぁ？
-
（終）
-
大きな写真を添付している、私のヤフーでの日記はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs