道端に、枯れ果てても。

rick2062005-06-22

命の逞しさ。
命のはかなさ。
命の連鎖。
命。
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今回の写真は、道端の植え込みに、
もうすっかり枯れ果てている、
オリエンタルポピーの姿です。
種が、実っていますね。
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花の写真は、以前、
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs/2067171.html
ここで紹介しています。
儚げな、花の形や色合い。
弱々しく、首をもたげる花枝の様子など、
どれも、命のはかなさを、私には連想させます。
しかし、この植物は、ほんとうは強い生命力を持っています。
逞しい。
そして、今、
こうやって、命を、
次の世代へ、次の春へ、
繋ごうとしているんですね。
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道端に、揺れる、種。
誰かに、あっけなく引き抜かれれ、
発芽することなく終わる種かもしれません。
が、
何キロも先の大地に運ばれて、
そこで、来年の春に、
花を咲かせるかもしれません。
不思議だし、はかないし、力強い。
そう、思わずにはいられませんでした。
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植物の営みの中にも、
何か、私たちに語りかけてくるような、
そんなものが、ある気がします。
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(終)
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大きな写真を添付している、私のヤフーでの日記はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs