微笑む、なな。

rick2062005-07-15

ウチの夫婦は、よく笑います。
昔から、そうですね。
妻に言わせると、私の笑い声は、
とても大きいので、近所に聞こえてないか、
心配だそうで。(笑)
ま、いいんです。
笑う門には…ですからね。
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猫は、笑うことはない、といいます。
笑っているような顔になるときもあるのですが、
少なくとも、ゲラゲラ笑うことはないですよね。
そこで、疑問。
ウチの仔猫、ななは、
私達夫婦が、笑っている様子を、
どう思うのでしょう?
「笑う」ということが、
知識としても、習慣としてもない場合、
それが、どう写るのか、
興味があります。
ななを見ている限り、イヤではないようですが。(笑)
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知識も習慣もない行為や出来事に出会ったとき、
いろんな種類の誤解が生まれる可能性があります。
それが、時として、
取り返しがつかないような、
深い溝を作ることもあって、
理解しあう、というのが、
いかに大変なことか、を、
考えさせられる、今日この頃です。
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その反面、
言葉などは、基本的には通じないし、
お互いに、お互いの知識や習慣を、
完全には共有できない動物と暮らすようになって、
改めて、思うのは、
いちばん大事なのは、やっぱり心、なんだろうなぁ、
と、言うこと。
単純なことですよね。
やさしく、なれば、
いずれ、気持ちは通じると、思うのです。
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人と人は、
言葉と言う素晴らしい道具を持っているし、
お互いが、人という、
同種の動物であると言う前置きがあるから、
逆に、分かり合えなくなってしまうということも、
あるのかもしれません。
同じ人、なんだから、自分と同じはず、という、
間違った考えに、
無意識に支配されては、いないでしょうか?
反射的に、自分と違う習慣、考え方を持つ人間を、
嫌悪したり、自分と同化させようとしたり。
それは、ある部分では、本能のレベルで、
そうなっているのかもしれません。
でも、それらを超えたところで、
やさしさ、を、
持つことができたなら、
私たちの住んでいる星は、
もっと楽しく、幸福で、
争いのない場所になるような気が、
私にはします。
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やさしさ、なんて、
そんな子供みたいなこと言って…と、
笑う人もいるかもしれません。
私は、幼稚なのだと言われるかもしれません。
でも、
いろいろ考えて、私が今、思っていることは、
その、シンプルで、単純で、
ある意味、幼稚な一言なんです。
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今回の写真のなな。
いつものななと、ちょっと表情が違っています。
上手く言葉にはできないんですが、
ちょっとビックリしているようでもあり、
微笑んでいるようでもあります。
私は、ななに、
やさしく、できているでしょうか?
妻に、
やさしく、できているのでしょうか?
ウチは、平和で、幸福でしょうか?
ねぇ、なな。
どう思う?
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(終)
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大きな写真を添付している、私のヤフーでの日記はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs