調和。

ダロワイヨのマカロン
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１箱（１２個入り箱込）２，１００円
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評価：★★★☆☆
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記号解説：
★★★★★……ものすごくおいしい。おすすめ！
★★★★☆……普通においしい。まぁ、おすすめ。
★★★☆☆……普通。
★★☆☆☆……好きじゃない。勧めはしない。
★☆☆☆☆……おいしくない。
☆☆☆☆☆……ありえない。
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パリのシャンゼリゼに、ジョルジュサンクという、
カフェがあります。
英語読みだと、ジョージファイブ。
地下鉄のジョルジュサンク駅のすぐ側で、
ここから、ジョルジュサンク通りが始まります。
以前、パリに行ったとき、
そのカフェで、レモンケーキを食べたんです。
その味が、未だに忘れられません。
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そんなにおいしかったの？と、思ったでしょ?（笑）
いえいえ、違うんです。
まずくはないですよ。でも、
ものすごぉく、甘かったんですね。
私はかつて、
あんなに甘さの強いケーキを食べたことがありません。
で、印象に強く残っているんです。
日本で売ってたら、不人気でしょうね。
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さて、今回紹介する、このマカロン。
私は知らなかったのですが、ダロワイヨのマカロンって、
有名なんですね。妻が言っておりました。
でも、３つ星です。
これもまた、甘すぎるんです。
ただ、種類による味の印象の違いはあります。
基本の味は、６種類。
シトロン…レモン表皮のクリーム
ヴァニーユ…アーモンドペーストとバニラ風味のクリーム
カフェ…クルミ入りコーヒー風味のクリーム
ショコラ…ビターチョコと生クリームのガナッシュ
ピスターシュ…ピスタチオの粒とペースト入りクリーム
フランポワーズ…木苺ジャムのクリーム
このうち、カフェとフランポワーズは、
私的には、４つ星でもＯＫ。
でも、やっぱり甘さは強いです。
写真は、箱と、その２種類のマカロンを。
撮影していたら、寝ていたはずのななに急襲されました。（笑）
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ただ、確かに強い甘味なのですが、
それぞれ、コーヒーと一緒に食べることを考えると、
また違ってくると思います。
私は、コーヒーに砂糖やミルクは入れませんし、
比較的、ローストの効いたマメを好みます。
例えば、さきほど話の出たジョルジュサンクのコーヒーは、
当然ながら、ヨーロピアンな、深いローストを感じる、
いわゆる「濃い感じの」コーヒーです。
その、相性、と考えると、
これはこれで、いいのかも知れません。
その人の考え方なのでしょう。
私は、それを考えても甘すぎると思いますが、
調和を考えれば、このくらいな甘さがいいと、
思う人がいても、不思議ではないでしょう。
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調和。
その単体だけを見て、
これはいい、悪いと言ってしまうのではなく、
何かと組み合わさったとき、本領を発揮する、
よさが出てくる、というような、
そんなモノ、仕組みも、またあるのでしょう。
そう言ったものを、大事にできるのは、
素晴らしいことではないでしょうか。
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普段、軽いコーヒーを飲んでいる方も、
このマカロンを食べるときは、
少し濃い目のコーヒーにしてみてはいかがでしょう？
濃すぎるコーヒーと、甘すぎるお菓子が、
調和することで、
何か、思いがけないものが、生まれるかもしれません。
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（終）
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大きな写真を添付している、私のヤフーでの日記はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs