狂い。

rick2062005-12-06

環境の悪化が心配されています。
もう長いこと、環境問題について、
いろいろな対策や、話し合いが行われていますね。
目覚しい効果を上げているものもあるのでしょうが、
実は、もうすでに、
私達が感じている以上に、
環境の悪化は、
進行してしまっているのかもしれないと、
ときどき、思います。
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一見、効果を挙げているように見える、
いろんな対策も、
実は、焼け石に水なのかもしれないと。
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ただ、だからと言って、
環境に無関心ではいられないし、
やっぱり、環境の良化に務める流れは、
大切なものなのだと思います。
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先日、近所のツツジの植え込みに、
何輪かの花が咲いているのを見つけました。
私は、この、
「狂い咲き」という現象を見ると、
とても心が重くなります。
環境に敏感な植物が、
悲鳴を上げているような気がするのです。
去年は、日向水木の狂い咲きがありましたし。
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「そんなの、よくあることだよ」と、
専門家の方は、言うのかもしれません。
が、
よくあること自体が、
実は問題なのかもしれません。
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花と言うのは、象徴的で、
植物が、「狂い」を生じさせてしまったことが、
とてもわかりやすいのですが、
それ以外にも、様々な「狂い」が、
実は存在していて、
ただそれが、表面的な現象を伴っていないため、
私達が気付いていないだけなのかもしれません。
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植物が「狂い」を生む環境下、
私たち人間も、
無縁と言うわけには行かないでしょう。
やはり、私たち自身が気がつかない、
数値化されない、何らかの、
生理的な「狂い」が、
私たちの体を、蝕み続けているのかもしれないと、
私はよく、考えてしまいます。
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頻発する、犯罪は、
そういったことと、無関係ではないかもしれないと、
考えたり。
もちろん、環境だけのせいではありませんが。
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今回の写真。
美しく咲いた、「狂い」を伴う花、です。
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ひょっとしたら、
私たちの中にも、咲いているかもしれません。
それに気付くことは、できるのでしょうか?
そして、
修正することは、可能なのでしょうか?
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(終)
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大きな写真を添付している、私のヤフーでの日記はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs