オトノヒトリゴト・その5〜TOKYO/YUI

私が聴いた曲の中から、毎回一曲をネタにして、
あれこれと、勝手に書いていこう!
という企画、オトノヒトリゴト(音の独り言)。
完全なる、「私的な」音楽のお話です。
今回が、第5回目。
引き続き、YUIの曲を。
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先月22日に発売された1stアルバム、
”FROM ME TO YOU”の中で、
いちばん、彼女らしいのかな?と、
私が勝手に思っているのが、
今回紹介する、彼女の4枚目のシングルでもある、
”TOKYO”です。
今回は、初めて、歌詞の全てを、載せてみます。
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〜以下、歌詞です。
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住みなれた この部屋を 出てゆく日が来た
新しい旅だちに まだ戸惑ってる
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駅まで向かうバスの中
友達にメールした
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朝のホームで 電話もしてみた
でもなんか 違う気がした
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古いギターをひとつ持ってきた
写真は全部 置いてきた
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何かを手放して そして手にいれる
そんな繰り返しかな?
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つよがりは いつだって 夢に続いてる
臆病になったら そこで途切れるよ
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走りだした電車の中
少しだけ泣けてきた
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窓の外に続いてる この町は
かわらないでと願った
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古いギターをアタシにくれたひと
東京は怖いって言ってた
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答えを探すのは もうやめた
間違いだらけでいい
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赤い夕焼けがビルに途切れた
涙をこらえても
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次の朝がやってくるたびごとに
迷うことだってあるよね?
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正しいことばかり選べない
それくらいわかってる
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(コピーライト・YUI)
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彼女の声、ギター、この歌詞。
いい曲だと思います。
ただ、タイトルは、”TOKYO”でいいのかな?って、
ちょっと思いましたが。
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私が、故郷の九十九里を旅立つとき、
やっぱり、朝だったのですが、
あの時、が、蘇ります。
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当日の朝、必要以上に早い時間の電車を選んだ私。
ひっそりと、静かな空気の中で、
ふるさとを後にしたかったんです。
明けはじめた空が、まだオレンジ色に染まる中、
私は、駅のホームに立っていました。
いろんな想いが、浮かんでは消えて。
あと10分位で電車が来る頃、ふと、
ある人、が、見ていると、強く感じたんです。
それとなく、探してみましたが、
結局、わかりませんでした。
電車が入ってくる寸前、私は駅のホームで、
大きく手を振ってみました。
彼女は、見ていたのでしょうか?
きっと、私の思い過ごしだったのでしょうね。
・・・そして、電車の中。
新しい暮らしへの、不安や期待に揺れながら、
私は、今に続く道を歩き始めたのだと思います。
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ま、そんな話は、どうでもいいですね。(笑)
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”TOKYO”は、
アルバム”FROM ME TO YOU”の、12曲目です。
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(終)
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大きな写真を添付している、私のヤフーでの日記はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs