空の中心と向かい合う花。

rick2062006-04-28

いよいよ、ゴールデンウィークですね!
みなさん、ご予定は?
ウチは、また旅行をしようと思っています。
またここで、そのご報告、
させていただく予定です。
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そのためにもと、珍しく頑張って仕事をし、
疲れ果てた一週間の終わりの日。
そんな今日は、晴れた空の下、
ちょっとした空き地に咲いていた、
タンポポの花の写真を、
載せてみました。
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このブログでも、何度も載せている、
このタンポポ
私は、この花のことを、
「自然に」好きなのだと、
今、改めて思っています。
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黄色の色合い、花の作り、形、大きさ。
種の綿毛、綿毛の飛翔。
その生命力を現す、葉の色と形。
しなやかなのに、とてつもない強さを内包して。
タンポポと言う名も、とてもいい響きだと思います。
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日本中の野に咲いていて、
言ってみれば、ごくありふれた、
珍しくもない花なのですが、
私は、この花を見かけるたびに、
いろんな思いが、心の中を巡ります。
だから、私にとっては、
ちょっと、特別な花です。
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条件的には、何の不満もない、
満ち足りた日々の中で、
何か、鬱屈とした、得体の知れない焦燥感に駆られ、
その捌け口や、その状態から脱する術もわからず、
ますます苛立ちが募るとき、
ふと視野に入ったタンポポが、何か話しかけてきます。
その話で、さらなるマイナス思考へと向かう時もあれば、
一旦、思考を止める作用をもたらすこともあり、
また、もちろん、
心を安らかにさせてくれるときも。
そうやっているうちに、
少しずつ、焦りの正体が見えてきたり。
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私は、タンポポを、
自身の心の鏡にしているのかも、知れません。
今日、ふと、そう思いました。
・・・あれ?でも、タンポポは、春の花ですから、
私、他の季節は、どうしてるんでしょうね?(笑)
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さ、明日もきっと、
私はタンポポに話しかけられることでしょう。
それは、どんなタンポポなんでしょうね。
できることなら、ずっと、
上を、新しい空を、
見続けている花だといいな。
実際のタンポポが、ただひたすらに、
空に向くように。
悩みなく、例外なく、
空の中心に向かい合う花。
上昇することはなく、大地に寄り添いつつ、
でも、上を、前を、見ている花になりたい。
そう思います。
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(終)
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大きな写真を添付している、私のヤフーでの日記はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs