蹄の音。

rick2062006-09-22

連載「本当に、青い空」(本編)〜第11回
-
「蹄の音」
-
この夏に旅した、カナダの旅行記
今回が、連載11回目になります。
-
前回、バンクーバー島に上陸し、
有名なブッチャートガーデンまで、
到着しました。
今回は、いよいよ、ビクトリアのダウンタウンへ。
-
これは完全に余談なのですが、
日本人の間で、未だに「ダウンタウン」という言葉、
ちょっと誤解して使われることが、多いそうですね。
多分、日本語に直せば、「中心地」とか「繁華街」とか、
そんな感じだと思うんですけど。
街の中心、一番にぎやかなところがダウンタウンで、
日本語の「下町」とは、ちょっと違うと思います。
だから、東京のダウンタウン、と言えば、
下町ではなく、銀座だったり、渋谷だったりするわけです。
-
で、ビクトリアのダウンタウンです。
インナーハーバーを囲むように、2つの有名な建物があって、
そこから北に伸びる、Government St.周辺が、
この街の中心になります。
-
2つの建物。まずは、州議事堂。
以前にも紹介したとおり、ブリティッシュコロンビア州の州都は、
バンクーバーではなく、ここ、ビクトリアです。
ので、議事堂もあります。
それが、添付した写真です。
旧英国領であり、19世紀当時の面影を持つビクトリアの街の、
ひとつのシンボルでもある、この建物。
素晴らしいです。
内部は一般公開されており、入場無料。
この街に来た方は、必ずここで、記念写真を撮ることでしょう。
-
もうひとつの建物。エンプレスホテルです。
Yahooブログのほうの、2枚目の写真が、それです。
19世紀から続くアフタヌーンティが有名で、
ここは、英国??と、
ちょっと錯覚してしまいそうな感じです。
ただ、このアフタヌーンティ。あまりにも有名で、
必ず予約が必要になります。
なんか、予約をして、お茶するなんて、変ですけど。
伝統文化を肌で感じるため、
仕方ない(?)のでしょうかね。
でも、変なのは、予約だけじゃないんです。
-
まずはドレスコード
ちゃんとジャケット着用、しないといけません。
ま、これも、仕方ない気がします。
でも、さらには、そのお値段が、変!
なんと、5千円以上!!
お茶して、スウィーツ食べて、
5千円は、どうなんでしょうね??
あ、私ですか??もちろん、行きませんでした。(笑)
-
この、異常な値段の高さについて、
カナダに住んでいる方と話したとき、
「あれは、アメリカ人と、日本人のせいだ」と、
言っていました。
そう言うことか、と、思いました。
需要と供給。そう言ってしまえば、それまでですが、
世界中のあちこちで、こんなことが、
きっと、あるんだろうなぁと思いました。
-
ビクトリアの街は、19世紀の英国の香り。
通りには、正装した御者の操る馬車があって、
その蹄の音が、全く違和感なく、街に響いています。
カナダにも、こんなところがあるのかぁと、
きっと感心することと思います。
みなさんも、機会があったら、ぜひ。
-
(終)
-
大きな写真を添付している、私のヤフーでの日記はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs