スピリット。

rick2062006-11-03

連載「本当に、青い空」(本編)〜第22回
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「スピリット」
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夏に旅した、カナダの旅行記
今回が、連載22回目になります。
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奥行きが22キロメートルもある、カナダ最大の氷河湖
それが、ここ、マリーン湖です。
もし、皆さんが、
カナダの観光ガイドブックをもっているとします。
なら、必ず、その本の中に、
この写真と同じものが、載っているはずです。
いかがでしょう?
湖の上に、小さな小さな半島が浮かんでいて、
そこに、わずかに茂る針葉樹。
背後には、はるかかなたまで続くマリーン湖の湖面。
それを取り囲む、雪を纏った山々。
山の中腹には雲の帯が。
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この、小さな小さな半島が、
広大なジャスパー国立公園で、二番目に有名な場所、
「スピリット・アイランド」です。
巨大な公園で、最もポピュラーな場所のひとつが、
こんな、ちっぽけな島だなんて、
なんだか、おもしろいですよね。
え?じゃ、一番はどこかって??
それは、コロンビア大氷原ってところですが、
それはまた、そのうちに紹介しますので。(笑)
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この島を見るためには、通常、
ボートクルーズに参加することになります。
確か40カナダドルくらいはする、
かなり高い遊覧船ですが、
これに乗らないと、ものすごぉく時間をかけないと、
スピリットアイランドを見ることができないので、
みんな、日本円にすると、3千円以上になる乗船料を払って、
このクルーズに参加します。
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それでも、約90分を要するツアーになるんですが。
しかも、夏季は混雑するので、予約は必至ですね。
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この、美しい景色。
有名な観光スポットには、
やはり、それなりの理由があるなぁとは、思います。
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ただ、ここ以外の、湖の様子や、山々の姿もまた、
素晴らしかったですよ。
場所によって、どんどん色を変える、美しい湖水。
山々も、氷河を抱えているところ、岩ヤギが点々としている斜面、
針葉樹の森、など、
見所タップリって感じです。
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次回は、またジャスパーの街に戻ります。
引き続き、お読みいただけると、うれしいです。
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(終)
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大きな写真を添付している、私のヤフーでの日記はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs