光の色。

rick2062006-11-08

連載「本当に、青い空」(番外編)〜第9回
-
「光の色」
-
夏に旅した、カナダの旅行記
今、連載中ですが、
その番外編として、
カナダで撮った花の写真を紹介します。
今回が、連載9回目。
-
今ちょうど、旅行記の本編が、
ジャスパー近郊の紹介ですので、
花のほうも、ジャスパーで撮ったものを。
-
白い花は、一日に、
何度も色を変えます。
朝の、やや硬質な黄色。
夕方の、やわらかなオレンジ。
夜は、青く。
雨が降っても、青みが差しますし。
-
この写真を撮ったのは、
午後でした。
少しずつ、日の光が赤に傾いて行く時間帯で、
その光を、素直に受けて、
若干、黄色味がかった感じがします。
その光が当たらない部分に、相対的な、
ブルーグレーに見える花びらがあって。
幾重にも重なっている白の中に、
色の変化がありますね。
この花も、1センチくらいの小さな花ですが、
そこにも、千変万化の自然を感じさせるものがあります。
-
私という人間が、
例えばスーツを着ているときは、
どんな風に見えるのでしょう?
ジーンズにスニーカー、ニットを着ているときは?
髪を伸ばしている今と、以前の髪型のときとの違いは?
仕事の仲間と一緒にいるときと、
妻や、ウチの猫、ななとの時間を過ごしているときにも、
差異はあるのでしょうか?
見る人によっても、きっと、
それぞれ印象が違うものでしょうね。
どれも、私なのですが。
-
この花に、そして私に、
今の、日の光が降り注ぎます。
その光の色は、確実に、
全てのものを包み込みます。
-
(終)
-
大きな写真を添付している、私のヤフーでの日記はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs