ロケーション!

rick2062007-01-05

連載「2ストロークの街」〜第2回
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「ロケーション!」
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2006年の年末台北旅行記
今回が、2回目です。
前回記事は、
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs/44877375.html
こちらです。
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台湾最大の都市、台北は、日本からの飛行機の便数も多く、
ホテルの数も多いので、とても訪問しやすい街です。
飛行時間も、行きが4時間、帰りが3時間ですし。
ラクチンですよね。
あ、この時間には、時差の1時間は考慮されていませんよ。
偏西風による差です。
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私は、リゾート地ではなく、
今回のような、街の観光をする場合、
ホテルはとにかく、清潔でさえあれば良く、
ロケーション重視にします。
とは言え、格安ホテルってわけではありませんが。
ただし、台北のホテルの場合、
多少、別に注意が必要な面もあります。
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台北の、台湾桃園国際空港に着陸する前、
地面のそこかしこに、貯水池があるのがわかります。
台北は、水の確保が大変な土地で。
その影響が、公共の場所で、
日本とは決定的に違う習慣となって現れていて、
私たち日本人の感覚からすると、驚かされます。
それは、トイレ。
ほとんどのトイレに、大き目のゴミ箱が置いてあります。
台湾では、使用済トイレットペーパーを、
水で流してはいけない所が、ほとんどなんですね。
つまり、使用済のトイレットペーパーは、
そのゴミ箱に入れることになります。
国際空港のトイレでさえ、そうでしたから。
あ、そうそう。
蛇足ですが、台北の国際空港、
以前は中正国際空港という名前でしたが、
去年(2006年9月)、変更になりました。
今、台湾では、いろんなものが、
次々と変わっているようです。
いろんな意味で、過渡期、なのでしょうね。
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あ、トイレの話に戻って。(笑)
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ホテルでも、それは同様。
なぜ、そうなのかと言いますと、
水が貴重なので、水道の水圧を、低めに設定していて、
トイレの水タンクも小さく、水の勢いがないため、
紙が詰まることが多いから、なのです。
シャワーの水圧も少ないところがありますので、
他の都市と比較し、台北の場合は、
グレードやロケーション以外に、
この水周りを気にする必要があるかもしれません。
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で、私の選択。
グレードは、そんなに高くなくて良く、
その代わり、ロケーションが良くて、
水周りも、しっかりしててほしいなぁと考えて、
台北駅前にある、台北シーザーパークホテルにしました。
何と言っても、雨に濡れずに台北駅にアクセスできる点が、
素晴らしいですよね。
で、このホテル、
元はヒルトンだったんです。
ホテルグレードも、水周りも、
最低限のレベルは満たしてるかな?と、思ったんですね。
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結果は、予想通り。
グレードは、JALの5段階評価の、ちょうど真ん中。
Bグレードですが、清潔ですし、問題のないレベルでした。
そして、水も。
水道水が飲用に適していないので、毎日500mlのペットボトルが、
一人に付き一本、無料で提供されます。
トイレには、例のゴミ箱はなく、紙も流せます。
シャワーの水圧は、とても強く、これも問題ありませんでした。
みなさんが台北に行く際には、
こんなことも、多少考える必要が、あるかも知れません。
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で、今回の写真。
私の泊まったホテルの部屋から見えていた、台北駅の図。
上が昼。下が夜です。
どうです?このロケーション!
あ、ちなみに、
窓ガラスが2重サッシになっているため、
外の音は、ほとんど気になりませんでした。
でも、隣室の物音や話し声が聞こえる点は、
ちょっと許せない感じがしますが。(笑)
部屋を狭くしてでも、防音対策すべきでしょうね。
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さ、台北駅前に腰をすえて、
次回から、台北の街の紹介、始めますね!
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(終)
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大きな写真を添付している、私のヤフーでの日記はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs