色彩、渦巻く。

rick2062007-04-20

連載「穏やかに、激しい海」〜最終回
-
「色彩、渦巻く」
-
11月に行った、しまなみ海道と鈍川温泉旅行記
今回で、最終回です。
前回記事は、
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs/47382393.html
こちらです。
-
見慣れている光景。
思い込みの世界。
常識と言う名の偏見。
ありふれた価値観。
その、外側。
-
私たちは、知らず知らずのうちに、
自分の生活パターンを構築し、
その中で、つつがなく、日々を送る術を、
身に付けていきます。
そこには、いいところも、たくさんある反面、
悪いところも、あります。
-
リセット、が、必要なことも。
-
意識したことはないのですが、
多分、その辺りが、
人を、旅へといざなうのかもしれませんね。
-
ピンク色の空は、見慣れない光景。
穏やかだと思い込んでいた海には、激しい潮流。
葉は緑、だけじゃない色彩の坩堝。
自分の日常と、違う物差しの存在を意識して。
向き合う、こと。
-
日本も、広いなぁと思います。
それぞれの土地に、様々な、独自の文化があることを、
改めて意識するとき、
南関東でしか生活したことのない自分が、
思い込んでいた「日本」という国の像には偏りがあって、
実際は、もっともっと多様なんだと、思ったりします。
国内の旅にも、いろんな発見がありますよね。
-
写真。
しまなみ海道の旅、最終回は、
やっぱり、この道の、最も美しい橋、
来島海峡大橋にしました。
今治側の、来島海峡サービスエリアから撮影したものです。
夕刻。色彩が、渦巻きながら、
景色を塗り替えていく様。
人工のものと、自然と。
人の暮らしと、土地の鼓動と。
この、複雑で、多様で、美しくて、尊くて。
-
最後まで、連載にお付き合いいただいた方、
ほんとうに、ありがとうございました。
-
(終)
-
大きな写真を添付している、私のヤフーでの日記はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs