君が、いたから。

rick2062007-04-21

東京なら、ちょうど今頃です。
この花が、咲く季節、ですね。
小さな小さな花で、大きさは、
ほんの2、3ミリってところでしょうか?
こんなに小さいのに、しっかりと、カワイイ形をしていて、
その色彩も、実に見事で。
蕾のうちは、淡い紫。花が咲くと、薄い水色。
ただし、花の中心は、しっかりと黄色で。
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この花と、もうひとつの青い花を、
草むらで見つけてから、
私は、野の花が好きになったんです。
誰も見向きもしない場所で、
ひっそりと、でも、こんなにも可憐に、
花開いている存在が、
何か、とても大事なもののような気がして。
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名前は、多分、きゅうり草、または田平子(たびらこ)が、
正しいのだと思います。
私は、この花を、
ずっと「わすれな草」だと思っていましたが。
でも、あの、園芸店に売っているものより、
こっちのほうが、よっぽどその名にふさわしい気がして、
私は、今でも、
この草を「わすれな草」と呼んで、
園芸店のものを「品種改良した、わすれな草」だと、
言ってます。(笑)
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この花を、野原に見つけるたびに、
私は、うれしくなります。
今年もまた、咲いてくれたことに、
感謝したくなります。
日本中、そこかしこに、
たくさん咲いている花で、
全く珍しくもない花、なんですけれど。
みなさんは、気づいていますか?
きっと、みなさんのすぐ側で、
咲いているはずですよ。
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去年も、この花を乗せましたが、今年も。
私はきっと、毎年、
この「私のわすれな草」を、
ブログに載せるんだと思うんです。
いちばん好きな、野の花、ですから。
また来年、この花を、
このブログで紹介できますように。
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(終)
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大きな写真を添付している、私のヤフーでの日記はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs