歌う赤紫。

rick2062007-07-28

連載「太陽を探して」(番外編)〜第5回
-
「歌う赤紫」
-
5月に旅したイタリアで撮影した花々を紹介している番外編。
今回で、連載5回目です。
前回記事は、
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs/49844741.html
こちらです。
本編旅行記の最新記事は、
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs/50115385.html
こちらです。
-
今回の花は、紫けまん。
日本に帰ってきてから調べて、
名前が判明した花、です。
ネットで、日本で生息しているこの花の写真、見たのですが、
色が、若干違う印象ですね。
イタリアのもののほうが、少し、濃いんです。
-
それは、他の花でも同様で、
イタリアでは、日本と同種の花でも、
色が濃いと感じるものが多かったです。
イタリアの太陽と大地が、
そうさせるのでしょうね。
植物の喜ぶ土地のようで、
例えば、野菜などでも、
イタリア産のものは、高級品だそうですよ。
-
この花、ケシ科だそうで、
そんなイメージ、ないなぁと思いつつ、
改めて見てみると、
葉っぱが、そんな感じですね。
-
木の陰に、ひっそり咲いているのを、
みつけて、写真を撮ったのですが、
なんだか、歌を歌っているように見えて。
小さな花にも、ひとつひとつ、
ちょっとした物語がある気がして、
でも、それは、同じ花でも、時と場所によって、
変化したり。
-
人の想像力がそうさせるのか、
花の持つ力が、人に作用するのか、
それとも、その双方の結晶なのか。
花と接するときに生まれるイメージや癒し。
不思議です。
-
(終)
-
大きな写真を添付している、私のヤフーでの日記はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs